あんだる記

大抵はオタクコンテンツへの言及

最近のオススメバーチャルユーチューバー5匹

流行りものに疎いオタクと化していたが、最近興味が湧いたので幾つか視聴してみたのですが思ったより面白かったので紹介をしてみたいと思います。

 

 バーチャルユーチューバーって何やねん

全ての祖であるバーチャルユーチューバーキズナアイが自身をそう称したことにより定着した名称。

生まれた時期としては2016年12月なので意外と古いと言える。

 

近年のオタクコンテンツの中では最も勢いがあり、更なる進化に期待の持てるジャンルとなっている...

 

来歴はともかくとして、簡単に言ってしまえば既存の配信者・ゲーム実況者にかわいい絵がつきましたくらいの認識で問題ないのではないでしょうか。

 

 

 

それでは紹介に移りたいと思います。 

 

 

1.名取さな

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↑初投稿からリスカ疑惑を匂わせてくる挑戦的な姿勢が老若男女を問わず評価されている

 

 

生放送中の発言で話題沸騰中の女。

初回投稿は今年3月と割と後発と言えるのではないでしょうか。

 

本人曰く、海の見えるバーチャルサナトリウム精神病院に勤務している新米ナースとのこと。

視聴者を"せんせえ"と呼称するのでイメクラみたいな気分で視聴出来ること間違いなしです。

 

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なんか最近は本人がうねうね動くようになってきたので映像の方も今後に期待出来るのではないでしょうか。

 

 

 2.天神子兎音

 

  歌が普通に上手い

 

+絵柄がかわいい

 

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設定を意識してか尊大な発言も少なからずあるが、そのあとに大抵ずっこけるのが特徴のヘタレキャラ。

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 ファンからもポンコツ認定されるほどの天然ですが、そこがかわいい所なので...

 個人的にはかなり推しているのでこの機会に興味を持って頂ければと思います。

 

3.東雲めぐ

たくあん

 

いかにも田舎娘という感じ

 まぁそれだけだと単なるイケてない女で終わりなのですが...

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最大の特徴は笑顔が自然死ぬほどかわいいことではないでしょうか。

元気な声質とも相まってVチューバー随一の癒し系ともいえる動画投稿者となっております。

荒んだ生活に癒しを求めている方は是非視聴してみてください。

 

 

4.春日部つくし

 

 

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乳首丸出しのメンヘラ

(実際は絆創膏で隠しているが...)

バストがAAAならおっぱいを出してもいいのか?

 

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メンヘラ

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笑顔が絶妙にヘタクソなのがいかにも人間と交流した回数が少ないメンヘラという感じですき。

 

 

動画投稿数もまだまだ少ないので今後に期待出来そうなメンヘラとなっております。

 

 

 

 

 

5.メイカ

声が野原ひろし

 

 

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社会の重圧頭が変になったおじさん

 

 母親とコラボしたりもする

 

 

他のVチューバーがきちんと設定を練っているのに対して、寂しいおじさんが美少女の皮を被って動画投稿をしているという事実を惜しげもなく曝け出してくるという飾らない姿勢が特徴のVチューバー

配信者としてやっていくために退職までするなど正気とは思えない真面目な姿勢が伝わってくる動画投稿者となっております。

 

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えっちだ...

中身はおじさんでもおっぱいは大きいので...

 

 

おっぱいはさておき、現在も精力的に動画をアップしており、生放送などでも多彩さを発揮しているのでおじさんの今後の活動に期待が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

以上です。

Vチューバーはマイナーなものも含めると非常に数が多いのでまた発掘が出来次第報告したいと思います。

 

 

 

「たつき監督降板騒動」の経緯から、けものフレンズ二期の今後を考える

遂に満を持してけものフレンズの二期PVが公開されました。(どうやらけものフレンズ2というタイトルに決定された模様です)

しかし世間を沸かせた超人気作にしては随分と芳しくない反応が多い。

というわけで今回はその理由と経緯についてまとめてみました。

 

 

そもそもけものフレンズとは?

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けものフレンズは2015年3月に配信が開始されたアプリ、いわゆるソーシャルゲームが原作となる一連のプロジェクトの名称となります。

最近はそんなに珍しいものではないかも知れませんが、割とストーリーの凝った文章を読ませてくれるタイプのソシャゲであり、ケロロ軍曹で有名な漫画家吉崎観音氏がデザインを担当するなど中々に力の入った作品と思える要素が満載でした。

しかしそんなアプリけもフレがリリースされたはいいのですが、あまり人気は出ず翌年の2016年12月にはサービス終了しています。今時擬人化とか吐いて捨てるほどあるしね

アプリ配信元であるネクソンぶっちゃけあのアプリは売れなかったよね(要約)との発言を残していることからも、あまり振るわなかった事が容易に想像出来ますね。

そんなこんなで、大成功を博すソシャゲが持て囃される一方でサービス終了してひっそりと闇に葬られていくアプリ達も珍しくないこの世の中、けものフレンズもその内の一つとしてひっそりと消えていくのかと思われたのですが...

 

オワコンプロジェクトだったけもフレがまさかのアニメ化!?

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しかしけものフレンズは不死鳥のように蘇った

最早力尽きたと思われたけものフレンズプロジェクトですが、何故かアニメ化が発表されました。

発表当時も、なんでアニメ化したか謎ゾンビアニメ地獄のタイトルなど散々な言われようであったのが未だに印象に残っています。

このようなメチャクチャな貶され具合でしたが、その理由としてアニメの放送は2017年1月からと何故かアプリが配信終了(アプリ終了は前年12月)してからの放送となっている超低予算としか思えないアニメーションのクオリティなどが挙げられると考えられます。

要するに、当時のどんな作品かが明らかとなっていなかった状況では敗北する未来しか見えない消化試合の処理をさせられているアニメと思われていた訳です。

実際その予想は正しく、一話配信当時のコメント・レビューは虚無軽い地獄ガチでキツい等、否定的な意見で溢れかえっていました。

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更には、20分にわたる苦行・一話切り安定などアニメーション作品としては致命的な視聴者が見ていられないという状況となり、アニメ配信開始当初は非常に苦しいスタートを強いられ、二話・三話と継続視聴しても最早得られることは何もないアニメかのように思われていたのですが...

 

アニメけものフレンズの意外過ぎる大反響

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アイツ、絶滅していなかったのか...

 

全話視聴してから再び最初の方を見返すと、そこら中に伏線が張られていたりしてかなり丁寧に作られた作品であることがわかるのですが、まだ放送中の当時このアニメの丁寧さに気付けていた方は少なかったと思われます。

そんな中でターニングポイントとなったと思われるのが、↑の画像のツチノコちゃんが登場した四話です。

基本的にこのアニメ「けもフレ」はほのぼのとした日常系を意識した作品となっているのですが、実は随所にその空気を壊さない程度に不穏な要素が散りばめられていたのです。

筆者もまさかこんなクオリティの作品が作りこまれている訳が...といった感じで視聴を継続していたのですが、この四話はそれまでの話とは違い不穏な要素は間違いなく存在し、この作品はバッチリ設定を練ってあるぞ!という制作側からのメッセージを突き付けてくるものとなっていたのでした。

 

当然その丁寧な作りこまれ具合と、まさかまさかの作品が...というダークホース的な話題性で

超 超 超ヒットを飛ばします。

ちなみにニコ生での公式配信の推移がこちら

一話 来場者20772人 コメント12005 とても良かった41.3%

二話 来場者21352人 コメント13872 とても良かった77.7%

三話 来場者28224人 コメント22275 とても良かった89.4%

四話 来場者33035人 コメント32074 とても良かった95.9%

五話 来場者99476人 コメント90192 とても良かった95.9%

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如何でしょう?

実際に数字を見てみると、四話放送後の当時の人気爆発ぶりが窺えるのではないでしょうか。(ちなみにこれ以降の話でもハチャメチャに来場者数などは増大していきます)

 

この後も大盛況のまま最終話を迎え、魔法少女まどか☆マギカなどにも匹敵する大ヒットアニメとして数えられることなどもありました。

そして、何よりも大盛況の中で惜しまれながら最終話が放送された事や、最終回の終わりのシーンにうっすらとつづくの文字が隠れていることもあって二期の放送が待ち望まれていたのですが、

 このような公式ツイートが発表されたことでファンはさらに過熱。

 アニメ放送終了から素早くこの発表がなされたことからもこの作品が様々な方面から期待されていたことが窺えます。

 

暫くはこのようにけものフレンズプロジェクト快進撃が続いていたのですが、

ある時事件が起こりました...

 

そう、たつき監督降板騒動です。

 

 

 

たつき監督降板騒動が起こったのはいつ?

そもそもこの騒動が起こったのは2017年9月、けものフレンズアニメ最大の功労者であるたつき監督がツイッターで呟いたツイートが発端となっています。

 

このようなツイートが前触れなく投下されたことで一時ツイッターを中心としたインターネットコミュニティで大炎上となりました。 

オタク界隈、ひいてはインターネット上で最も旬な今アツい作品となっていただけあって騒動から一年近くが経過しようとしている今日ですら各所でこの話題に言及している方を見かける程です。

期待が高まっていただけあって、ファン及びそれらを取り巻く人々によって収集のつかないほどに言及・論争・対立煽りが繰り広げられました。

 特に幾つかの理由を根拠としてKADOKAWAの陰謀である、とある記事などが発端となってだんまりを決め込んでいるデザインの吉崎観音を黒幕扱いするなどの流れもありましたが、これについては結局明確な根拠は発掘されず真相は闇の中となってしまっています。

 

 

結局けもフレ炎上事件は何がマズかったの?

重要なのはそこです。

何故こんな大炎上に発展してしまったのでしょうか?

幾つか理由を挙げていきたいと思います。

 

1.たつき監督のツイッターでの発言から始まってしまったこと

まず、始まり方からしてあまりよろしくなかったと言えるでしょう。

インターネット上で公式の場ではない個人としてのツイートによって重要な通達がなされてしまったので、まず普通の人が見ればカドカワたつき監督を何らかの事情けものフレンズのアニメプロジェクトから締め出したように見えてしまいます。

例のツイートを見ただけでは不当に解雇された会社員のように見えるのも事態を悪化させてしまったと考えられるでしょう。アニメ監督に人権は無いのか

やはり降板させられたという事にばかり集中させてしまうような状況になってしまったのがまず炎上した理由と言えると思われます。

 

2.その後のけものフレンズプロジェクトAヤオヨロズの発言が食い違っている

突然騒動に発展してしまったことでもちろん様々な事情はあったと思われますが、

どの組織に関してもだんまりを決め込む期間が長い上に消費者への説明になっていない説明が多いのです。

更に炎上後すぐの段階での各組織・各人の言及では互いに食い違っている発言が多かったのでした。ツイッターネットバトルしてる場合か 

 

 

けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関するご報告
2017.9.27
 
けものフレンズプロジェクトA

けものフレンズ」に関しまして、すでに新規映像化プロジェクトの制作を発表させていただいておりますが、発表当初より同体制での継続か、新体制での新たな表現かも合わせて検討中で、現時点においてもまだ何も決定していない状況です。
そのような中、今年1月~3月に放送されたTVアニメーションと同様の体制を優先として、視聴者のご期待に沿えるべく調整をしておりましたが、アニメーション制作会社であるヤオヨロズ株式会社より8月に入った段階で辞退したい旨の話を受け、制作体制を一から模索することになっているのが現状です。

けものフレンズ」は動物ファーストの理念のもと、関わってくださったすべての方々の手によってゲーム、コミック、アニメ、舞台と展開して参りました。広く門戸を開放し、理念に賛同していただける方々のお力添えをいただき、世界を広げていきたい。そのために誰のものでもないプロジェクトとして、動物のための「けものフレンズ」として活動を重ねて参りました。
しかし、アニメーション制作を担当していただきましたヤオヨロズ株式会社には、関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用がありました。映像化プロジェクトとしては次回の制作を引き続きお願いしたかったため、情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れをさせていただきましたが、ヤオヨロズ株式会社からは、その条件は受け入れられないので辞退したい、とのお返事でございました。

けものフレンズ」の映像化プロジェクトに関しては、上記のような経緯で一部滞っておりますが、「けものフレンズプロジェクト」は今後も御協力をいただく皆様と共に作品を守り、ファンを守り、動物たちのことをもっと知ってもらう活動をこれからも初志貫徹、続けていく所存です。映像化に関しましても、改めて、そしてできるだけ早くご報告できるよう進めて参ります。

今後とも様々な「けものフレンズプロジェクト」をよろしくお願いします。
 

↑が降板騒動後に掲載された公式の声明 

 

 

 

 ↑がたつき監督の所属するアニメ制作会社ヤオヨロズの福原Pのツイート

 

 

┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

たつき監督の発言からしてもそうですが、まずもってヤオヨロズが辞退したいと申し出た、という所から食い違ってしまっています。

福原Pの発言を見るに、たつき監督及びヤオヨロズが個人(公式ではないとしている)で公開している動画などに関しては著作権絡みが正直怪しいと思うのですが...(製作委員会がそこを良しとしなかった可能性もあります)

確かにクリエイティブな職に携わっている以上作品の利権に関する意識は重要であるとは思われるのですが、それだけで企業同士の関係までバッサリ...というのは一般的な感性からして納得できないものがあるのではないでしょうか?(極端に企業・委員会に損害をもたらすような物を公開したわけでもないため、厳重注意で良好な関係を続けるという道もあった筈です)

 

 

 ↑テレ東のアニメプロデューサー細谷氏の発言(ツイートはニコ生における説明の後の補足目的で呟かれたもの)

 

 

発言に責任は取らないしお前らに理由の説明なんかしないぜ!

部下が問題を起こした時に上司がいっぱいいるから誰の指示のせいで誰の責任かは不明!みたいな話です。

 

誰が良い悪いではなく、が問題でヤオヨロズと決裂する事になったかを説明する必要があると思うのですが...

 

3.結局不透明なまま何も説明されずに終わってしまった

ここまで見てきた通り、今回の騒動は関係者各位がまとまった意見・見解を公式に発表するというよりツイッター等で各人がポツポツと呟くことでどったんばったん大騒ぎになってしまったというのも大きな原因となっていると考えられます。

 

何故ヤオヨロズけものフレンズプロジェクトから締め出されることになってしまったのか?

 

この理由がハッキリと説明されれば賛否はあれど、犯人捜しでギスギスした空気が生まれる企業、個人としての信用を損なう等の事態を避けることは可能であったはずです。

二期決定が告知され、最早この騒動も過去の事件として扱われてしまっている現在ですが、何らかの形でこの何故?が解決されることを祈っています。

 

 

二期PV公開も驚きの低評価!その理由は?

 

 

 

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高評価3700に対して低評価が26000!

 

 

 (´ε`;)ウーン…

 

 桁が一つ違いますね

 

 ぶっちゃけた話、絵はかわいいし動きもぬるぬるです。

一般的に言うアニメのクオリティでは一期を超える出来なのではないでしょうか?

にも拘わらずこの二期告知PVは空前絶後の低評価の嵐です。

理由に関してですが、言うまでもなく上記の消費者に対する説明責任を果たしていないのが原因でしょう。

制作側としてはどう思っているのかはわかりませんが、二期そのものを好意的に捉える・否定的に捉える以前にユーザー側は一連の騒動に対して全く決着が着いたとは考えていないのです。

悪い言い方をすると、どうせイマドキの飽きっぽいユーザーなんて時間が経てば全部忘れて大喜びでついてくる。そう考えていたのかも知れません。

しかし実際はそうはなりませんでした。

今回のこの評価は作品に対してのものではなく、製作委員会に対する信用度を示すものとして捉えることが出来ると思います。

このような評価に対して制作側はどう考えるのでしょうか?

まぁ監督交代したし最初は仕方ないでしょ

こう考えるのかも知れません。

しかし、これだけの問題に発展した以上、何かを感じて欲しいと考えるのは一人のファンとしては仕方のないことだと思われます。

 

 

 

最後に

こういった難しい問題なので最早一個人・一企業の問題ではなく日本社会そのものの問題になってしまうのですが、出来れば今回の一件でこのような体制に対する疑問点・問題点、その根元にある社会の空気が少しでも改善されると良いですね。結局売れれば万事オッケーで終わっちゃうけど

 

 

 

 

 

聲の形の感想

大人気漫画「聲の形」のアニメ映画が地上波初放送されました。

最初は2011年の週刊少年マガジンに掲載され、後にリメイク版、連載開始、単行本発売、遂には様々な賞を獲得...と徐々に人気を高めていった実力派の作品となっております。

とんとん拍子にいったようにも見えますが、週刊少年マガジンにおいてはいじめ、障碍者を題材としていることから掲載が見送られるなど世に送り出すに際して様々な苦労もあったようです。

 

オリジナル版、原作版、映画版、と様々にバリエーションがあるので中々一つの「聲の形」として評価するのは難しいのですが、ここでは映画版の聲の形について軽く感想を述べていきたいと思います。

 

主人公、石田将也は典型的な悪ガキといった少年で、普段はちょっとした度胸試しを楽しむ程度の普通の小学生であったが、先天性聴覚障害を持つ少女・西宮硝子がクラスに転入して来たことで様々な意味で彼の人生は大きな変化を迎えることとなる。

ほんの些細なことから彼は西宮硝子をいじめるようになってしまい、それは日毎にエスカレートしていった。

そんな日々が続いたある日、彼女の母親が娘がいじめられているのではと学校に相談したことで学級裁判が開かれ、いじめの主犯格であった将也は体よく利用されただ一人硝子をいじめていた人物として学級のスケープゴートとされてしまう。

この日を境に将也はスクールカースト下位に転落し、かつて自身が硝子にしていたようにクラスメイトからいじめの対象とされるようになった。

 

場面は変わり5年の時が経った高校3年生となった彼らは再び再開。

ここで将也の人生が再び変わり始める...

 

というのが序盤のおおよそのお話です。

 

序盤のいじめの描写などは中々に強烈で、硝子の行動・失敗の行動も強烈なので

共感性羞恥を感じるタイプの方は絶対に視聴出来ないくらいキツい描写が続きます。

 

学校生活の中でやはり障害を負っている硝子は教師たちに特別視され、生徒達にも配慮を要するという形になってしまうのですが、

硝子が特別に許されていることへの生徒の不満は反感となり、障碍者へ配慮をしなさいという大人たちの態度にも多感な時期の学生たちは更に反発を強め、その怒りは硝子に対してつらく当たるという結果を招いてしまいます。

 

 この時点でもかなりつらいのですが、この後も軽快なBGMと共に硝子に対するいじめの描写は延々と続けられます。

 やはりこの軽そうなノリで展開するのはいじめっこ側の視点で描写しているからなのでしょうか...

 

しかしそのような日々が永遠に続くはずもなく、ここで例の学級裁判が執り行われるのですが...

ここは本当に胸糞の極みです。

・ほぼノータッチを決め込んでいた癖にここぞとばかりに凄い剣幕で怒鳴りつける教師

・共犯者にも関わらずあっさりと裏切るクラスメイト達

・往生際悪く言い訳をし、責任転嫁しようとする主人公の将也

 ヤバいやつしかいない

 

 この作品のつらい場面もここである意味ピークを迎えるのですが、これでは足りないとばかりにこの後に更なる爆弾を投下してきます。

 

場面は変わり、主人公将也が自宅に戻った所から始まるのですが、

母親はいじめの事実について電話を受けて知っており、悲しげな表情で将也に対して

真実であるかを問い、将也が答えた後、謝罪に向かうと言うのでした...

将也は謝罪へと向かう道中で銀行の中で母が大金を手にしているのを目の当たりにします。

当然、これはいじめの過程で破損・紛失した硝子の補聴器の弁償代です。

この後、公園らしき所に到着し母親同士が対面するのですが、子供を交えず話をしたかったようで場所を移してしまうので実際にどのような会話が行われたのかは描写されません。

しかし事が済んだ後に母・美也子は将也に優しく声をかけ、明日からはいい子にするように、と言い聞かせます。耳から血を流しながら...

 

これまたつらいシーンです。

このような優しさによって罰されなかったことで将也は更に追い詰められてしまったのかも知れません。

 

 再び場面は変わり学校に。

将也は硝子が自分の机に何かをしているのを目撃します。

硝子は彼の机にあるいじめの落書きを消してくれていたのですが、将也は彼女がどのような考えで行動していたのかを理解出来ずに拒絶。

結果、猛烈な取っ組み合いの喧嘩が始まります。

男女の喧嘩とは思えないほど激しい取っ組み合いが展開されるのですが、

単なる肉弾戦ではなく互いの心と心のぶつかり合いであったのではないかとも思える歴史的な一戦でした。

この後落書きだらけの自分の机を掃除しながら、硝子が何をしていたのかを将也は悟るのでした。 

 

これが遠因ともなったのか、後日、硝子は転校していってしまいます。

 

 また場面は変わり、高校生となった二人は再開するのですが...

 

ここから別の作品か!?と思えるくらい雰囲気がガラリと変わるので、

いじめ問題・障碍者問題に関してのリアルな描写を求められる方が満足できるようなものとはなっておりません。

リアルに書いたら津山事件犯人の伝記とかになるでしょ

 

 硝子と再会した将也はかつて気付けなかった思い、理解してあげられなかった思いを伝えようと奮闘するが...というところで目が覚めて場所は自宅の二階。

朝食の準備を終えた母・美代子に呼び出され、食卓を囲います。

朝食を食べていると美代子はかつて弁償代として西宮家に払った大金を将也が枕元に置いていたことを優しく褒め、また、自殺を企図していたことに関しては強く諫めます。

 

前半の陰鬱でシリアスな雰囲気からの転換でこのコミカルで軽いノリは非常につらい

 

 なんだかんだでその場は収まり、学校に向かうのですが道中で将也はこれまでの人生を回想します。

中学の入学式でかつての同級生にいじめっ子であると流布され、つらい中学時代を送ったこと等...

その時は将也自身もブルーになって”自分が犯した罪はそっくりそのまま自分に返ってくる”などと考えて塞ぎ込んでしまいます。

でも他の奴は上手い具合に罰を回避してるじゃん

 

 回想を終え、学校に着くと全員の顔にが付いているという衝撃の映像が。

 更に周囲の人間が全員自身悪口を言っているように聞こえてしまうという...

元いじめられっ子の描写としては中々にリアルです。

 彼がどのような気持ちでこの数年間を過ごしたかも伺い知ることが出来るような場面となっております。

 

高校でも鬱屈した気分で過ごしていた将也ですが、ある時転機が訪れます。

それはクラスメイト・長束君との出会いです。

初めの印象はぱっとしないのですが、彼の人の好さを知ってからはあっという間に意気投合。

 

オナニーマスター黒沢という漫画を読んだことのある方なら既視感を感じたのではないでしょうか?

まぁ、非常にわかりやすい、まさしく主人公お助けマンです。

 彼は素直で気遣いも出来る最高の人類なのであらゆる面で将也の救いとなっていきます。

 

当初は硝子の妹である結絃に阻まれたこともあって将也は中々再開の機会を得られなかったのですが、長束君の助けもあって遂に再開を果たします。

紆余曲折あって再開したこともあり、最初はいい調子でいくのですが...

ここで再び妹の結絃ちゃんに阻まれ案件が発生します。

阻まれるといってもちょっとした悪戯程度なのですが、この流れの中で結絃も歪を抱えた人物であるということが明らかになりました。

家出した結絃を母親の元へと送り届けるという一幕があるのですが、ここの母親はラスボス感全開で全く将也を受け入れてはくれません。

娘を酷くいじめた相手なので当たり前といえば当たり前なのですが...

 

再開し関係を深めていく中で硝子が佐原さん(小学校時代に硝子をサポートしてくれようとしたがその事でいじめを受け不登校になった女生徒)に会いたいと将也に頼む場面がありました。

実際に会ってみると佐原さんとは上手くいったのですが、ここで将也は意外な人物

植野直花(女帝みたいな女)と再会します。

これがまた強烈で、スクールカースト上位に居座り続けた彼女と現在の将也とでは全く理解しあえず、気まずい雰囲気のまま別れることとなってしまいます。

 硝子を交えて3人で再開した時などは相変わらずのいじめっ子ぶりを発揮するなど、彼女は以前と変わらないままなのでした...

 

これ以降は遊園地に行ったりするなど明るい流れが続くのですが、

かつての将也のいじめの関係者・非関係者が集って論争が行われたことで将也は塞ぎ込み、硝子との関係も少し気まずいものになってしまいます。

が、結絃の手引きもあって西宮母との関係も良好なものに変えていくなど

ここで少し彼自身の誠実な振る舞いの結果に助けられたのではないかと思われる事も起こるようになっていきます。

そしてまさかの家族を交えての花火大会ですが、ここで事件が起こります。

硝子が突然家に帰ってしまい、結絃にカメラを持ってきてくれと頼まれた将也も同じく西宮家へと向かうのですが、なんとそこで硝子が飛び降り自殺を決行しようとしている現場に遭遇してしまうのでした...

 

将也の必死の助けもあって硝子は難を逃れるのですが、なんと助けようとした将也が落下してしまと形となります。

高所からまともに落下してしまった将也は長きにわたり昏睡状態に陥りますが、

ある時目を覚ました彼は”いつもの場所”へと駆け出し、硝子と再び再開します。

ここで互いの想いが伝わり...というところでこの映画のクライマックスシーンは終わりを迎えました。

 

この後も重要イベントとして文化祭のシーンがあるのですが、個人的にはそんなに印象に残るものではなかったのでなんともいえない気持ちです。

一応主人公の将也が救いを得てハッピーエンドなのですが...

 

 

 

 

各所で非常に高い評価を受けているこの作品、確かにエンタメ・恋愛モノとして見れば極めてクオリティは高く、非常に面白い作品でした。

今回はざっと見てそのままの感想を書いただけなのでまた機会があればキャラなどについても細かく論じてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君の膵臓をたべたいの感想

ぶっちゃけ冒頭の掴みはいい感じです

作品タイトルと同じだな

かつて学んだ母校で教師として勤務する主人公志賀春樹。

彼はある日学生時代に図書委員であったという理由から図書館の蔵書整理を頼まれてしまう。

図書館へ向かうと、ある生徒が自身がかつて作った”図書館分類表”を片手にこの分類表を作った人物は先生(志賀)だったのではないかと問うてくる。

志賀は確かに作成したのは自分であるが、もう一人”迷惑な助手”がいたと語り、

今はもう居ない彼女との思い出に思いを馳せる...

 

君 の 膵 臓 を た べ た い

 

図書館の窓から差し込む西日をバックにタイトルコール。

 

というのが冒頭部分。

どうでしょう?なんだかちょっといい感じではないでしょうか?

まぁ数分後に超イテェ女が現れて台無しになるのですが。

この「君の膵臓をたべたい」ですが、原作は小説家になろうに投稿された作品、要するにライトノベルです。

ライトノベル読者である方はもちろん、特に読んだことはないという方でもご存知かもしれませんが大抵ラノベのキャラは強烈にクセのある喋り方をします。

この作品のヒロイン山内桜良も例に漏れず凶悪に回りくどい喋り方をするので、なろう系やらやれやれ系やらに耐性の無い方に視聴は全くオススメ出来ません。

 

...ヒロインのキャラ造形に関して色々と言っていますが、一言で片づけるなら回りくどい喋り方の涼宮ハルヒです。例えが古くない?

 

長々とキャラについて語っても仕方ないので物語の本筋に戻りますが、なんと有難いことに序盤の段階でタイトルの意味について言及する場面があります。

唐突にヒロインである桜良が「君の膵臓をたべたい」などとのたまうのですが、

曰く、テレビにて昔の人は自身の疾患を抱えた部位と同じ動物の部位を食することで病気を克服出来ると信じていた...という旨の番組を見た故に自身も口走ってしまったとのこと。

そうですか

 

これだけ強烈なタイトルがこんなにあっさりした理由で語られてしまってよいものでしょうか?原作は違うのかもしれませんが...

 

この後二人の馴れ初めや焼肉を食べに行ったりといったシーンがあるのですが、個人的には店内で志賀がパリピ女子らしき人と軽くぶつかった時に超小声ですいません...と言うシーンが妙にリアルで面白かったです。

これ以降もドカドカ食事シーンが描かれるのですが、余命宣告されたような人間がそんなにムシャムシャ食べて大丈夫なものなのでしょうか?ホスピスかも知れませんが...

 

紆余曲折あって二人一緒に遠方に旅行へ行き、あまつさえホテルの同じ部屋にお泊りをすることになるのですが、特にいかがわしいシーンは御座いませんでした。

それよりも未成年飲酒のシーンがカット無しでゴールンデンタイムに地上波で流されたことが一番の驚きです。

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↑画像は深夜帯なのに規制された男

 

この後はいい人に見えていた委員長の男子が桜良の元カレでとんでもなくヤバい男であることが判明したり、桜良の友人である恭子がガチレズの波動を発してきたりと色々あるのですが、それほど印象に残るようなものではありませんでした。

 

終盤に近付くと肉を食することで血肉となって共に生き続けるというニュアンスで志賀も「君の膵臓をたべたい」とだけ書いたメールを桜良に送ったりもしますがこれもまぁ...という感じです。

 

そんな盛り上がりにかける展開の中、桜良は通り魔に襲われて短い余命をも全う出来る事無く亡くなってしまいます。

唐突な不幸の降りかかり方に一昔前のケータイ小説を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?

ヒロインが居なくなったこともあって暫く陰鬱な展開が続きますが、最後は亡くなった桜良からの志賀に対する激励の手紙でしっとり感動的な雰囲気の中終幕を迎えます。

 

(;´∀`)

 

序盤はまだよかったのですが、中盤以降は感想が雑になるくらい見るのがつらかったです。

 

 

 

~総評~ 

当然この映画の視聴から思い至らなければならない事象と言えば当然、

恋空のヒットでしょう。

あの恋空もケータイ小説原作からの大ヒットと、よく似た経歴を持った作品です。

そして一般層には受け入れられつつも、ネット民からは痛烈に酷評されるという点も似通っています。

雑な不幸が襲い掛かる点も似てる

 

ここまでの感想を見ていればそこらの女子中学生なんかが泣ける~!と言いながらこの作品を絶賛する姿が容易に想像出来るでしょう。

つまりそういうことです。

話題になっているといっても、明らかにサブカル層に属する人間の好みからは外れているので(なろう原作なのに)無理に視聴する必要はないと思います。

 

今年9月1日にはなんとアニメ映画が公開されるとの事なので実写はキツいぜ!という方はそちらで視聴してみるのもありかもしれません内容は同じだろ

 

 

 

 

如何でしたでしょうか?

個人的に序盤の雰囲気なんかは好きだったりするのでこれを機に興味を持って視聴してみよう!という方がいらっしゃれば幸いです。

 

 

 

映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険 感想

 

カーラちゃん(CV:釘宮理恵)、エッチだ...

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映画でくぎゅうボイスを聞くとなんだか思い出しますね... 

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ケツアニメこと楽園追放のアンジェラ・バルザックさん

 

 

カーラちゃんのこのかわいさならセワシくんが生まれてこなくなっても仕方ないかもしれない。

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正妻も負けてないけどな!

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~ストーリー~

夏の暑さで気が触れたのび太が大量のかき氷が食べたいなどとのたまうので南極から北上しつつあった巨大氷山へと連れ出すドラえもん...

そこで偶然に"リング"を拾ったのび太は、秘密道具によってそのリングが10万年以上前に作られた物であることを知る。

ドラえもん曰く、南極に人間が足を踏み入れたのは最近で、そもそも旧石器時代の人間ではこのような精巧なリングを製作する技術は無かったであろうとのこと。

リングの秘密を探る為一行は南極へと向かう...というのがおおよその流れ。

まああまりに真面目に突っ込み過ぎるとそもそも秘密道具で全ての問題を解決出来るでしょ...となってしまうので、個人的に幾つか面白かったシーンを紹介します。

 

 

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滅茶苦茶裏切りそうなのに普通に徹頭徹尾いい人だったジジイ

 

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 ↑アメリカ飯過ぎるヒョーガヒョーガ星人の食事

 

 

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 ↑もののけ姫

 

 

 

 

 以上!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとにあった怖い話2018の感想

 

 第一話「見えない澱」

不動産屋にとんでもない家を紹介されて...というよくあるやつ。

皆さんも引っ越しの際にはきちんとした大手の所と諸々の契約を行うことをオススメします。

私もつい昨日また怪しい勧誘の電話がかかってきたので。

 

主人公の不動産屋勤務の青年が憧れの女性の為に色々と物件を紹介するもその彼氏(ヒモ)がDQN過ぎてイライラ...というのが序盤の流れ。

理想の物件が中々見つからず、その彼氏が痺れを切らして事故物件を紹介してくれと頼まれたため主人公は事故物件がまとめられたファイルを引っ張り出し二人に紹介してしまう...

暫くは何事も無かったがある時二人は怪現象に見舞われるようになり、彼女は主人公に相談をするも、事故物件であるという事を打ち明けられずに会話は終了する。

後に主人公が勤務先で事故物件ファイルを眺めていると上司らしき人物が現れ「あの物件では何人も連続で死んでいる」という衝撃の事実が明かされる。

その上入居者は全員赤いネクタイで首を吊って亡くなっていたという...潰せ

 

しかし何故そんな物件を借りる人物が多いのか...?という疑問に対して上司は身内で事故物件を一時的に”書類上”借りる事で次の入居者に事故があった旨を告知する義務を無かったことにするという手口で平然と物件を紹介しているというこれまた衝撃の事実をカミングアウト。

そのような不穏な話を聞かされて居ても立っても居られずに彼女に連絡するとなんと実家に帰省中であるとの返事が、つまりあの物件に彼氏はひとりぼっち。

 実際に向かってみると案の定ドアが開かず窓から侵入することに。

そしてそこには赤いネクタイで首を吊っているDQN彼氏の姿が...

ネクタイを外して救い出すとなんとまだ生きていたことが判明。そのままで良かったのに

 携帯を取り出して救急車を呼ぼうとすると何やらざわざわと声が...

ここでわかりやすく映されるのですが、なんと主人公のネクタイもなのでした。

その声を聞いていると、主人公も同じ位置に赤いネクタイを結び付け始め、目の前に現れた幽霊たちが死ねと呟くと同時に首吊り自殺を行ってしまいました...

 

後日談では二人とも助かったとのモノローグが入って安心なのですが、未だにあの部屋は普通の物件として売り出されているとのことでした...

 

このエピソードはほん怖にしては珍しいアァァァァァァーーーッ!ENDではなく二段オチなのでかなり面白かったです。

 

第二話「迷い道に憑く女」

タイトルでどんな霊が出てくるかわかっちゃうやつだ。

転勤によって田舎の高校に引っ越してきた友達のできない美少女JKが帰りに近道を選んでしまって...というところからスタート。

戻ろうか...などと考えながら進んでいると何やら怪しい影が...

その影は立ち上がるといつもの白服黒髪ロングの女であった。出てくるのはえーよ

何なの!?何なの!?と疑問を口に出しながら走る少女。ホントにな

途中で神社らしき場所に逃げ込んで表にある地蔵を祀った社の陰に隠れて祈っていると滅茶苦茶近くまで寄ってくるが幽霊はスルーして神社の中へ...お前の家かよ!

気が抜けてふっと息をつくと後ろに...

 

そして後から聞いた話ですが...END

 

ぶっちゃけしょーもない話ですが夏には相応しい涼しくなる話でした。

 

第三話「毟り取られた居場所」

 

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院内に竹を勝手に持ち込むおじいさんが看護婦に叱られているシーンからスタート。

 

夜の院内で不思議な声を聴く主人公。現実の病棟はこんなに暗くありません

そんな日々が続いたある日、冒頭のおじいちゃんが苦しそうに竹を返してくれと呻く。

しかし治療の甲斐も空しく、その晩にはおじいちゃんは亡くなってしまった。

もしかして竹を取り上げたせいで亡くなったのでは...と気に病む主人公。

「実は私もあの竹に、何か奇妙なものを感じていたのです」

病院じゃなくて竹の怖い話かよ!

後輩が主人公にあの竹は捨てたんですよね...と不安げな顔で質問するが、後のシーンで主人公の家で立派に育った竹の姿が映される...

だが案の定、家の中で猫のような鳴き声がしたり、母親の仏壇がハチャメチャに荒らされているなどの現象が発生するようになる。

何かを悟った主人公は繁茂した竹を掻き分けて中を覗くと怪しい”目”がこちらを覗いているの発見してしまう...

翌日主人公は体調不良を理由に仕事を休んだ為、心配した後輩が家を訪れる。

すると恐ろしい事に主人公はあたかも亡くなった母親と落ち着いて生活しているのように語り始める。なんと主人公は竹を母親と認識していたのである。

後輩曰く、この竹は山から盗み出された物であるとの事。

後に預けることとなった神社の神主曰く、この竹には山に埋葬された動物の霊が宿っていたらしい。

これですべてが終わった...と思ったのも束の間、既に竹に憑りつかれていた主人公は竹を勝手に家に持ち帰ってしまう。

そして、家にて食器を片していると母親が自信を呼ぶ声が聞こえた為竹の方へと向かうと凄まじい数の動物霊が現れ、そこで主人公は気を失った。

後に主人公は無意識のままに竹をお寺に持ち込んでお焚き上げをしてもらい、物語は幕を閉じた。

 

病院の話かと思えばまさかのの話。

狭い居間にドカンと竹が置かれている為ちょっと間抜けな絵面になっているのが面白かった。

 

第四話「ナニワ心霊道」

イマイチ!

 

 

 

第五話「姿見」

 

「ねぇ、あのセガタミーホントありがとう!」

 

セガタミーて何だ!?

と思ったらどうやら姿見だったらしい...

 

勤務先で楽しそうに働く主人公の姿を映す場面からスタート。

かと思えば姿見をくれた友人から「最近変わった事ない?」と聞かれる主人公。

この後の場面で友人が完全にイっちゃった表情をしている為、主人公がどんな姿見を贈られたのかは語るまでもないでしょう。

 

姿見のせいで段々と調子を崩していく主人公。

そんな折姿見をくれた友人が彼氏と歩いていたと茶化されている現場を目撃する。

別段険悪なムードでも無かったのに強烈な顔芸を披露しながら強く否定する友人に一行は驚愕。その日の夜に主人公は姿見から聞こえる謎の呻き声に悩まされる。

遂に姿見に秘密があるのではと思い至った主人公は友人に尋ねようと決意するが、党の友人は仕事を休み続けており、話を聞くことが出来ずにいた。

しかし、別の友人が言うには体調不良で休んでいる割には方々で目撃されているとの事らしい。

その日の夜、主人公は姿見から歩み寄ってくる謎の黒い影を目撃し、家を飛び出して泣きながらバイト先に逃げ込んだ。

そこで姿見をくれた友人が主人公を酷く嫌っていた旨の話を聞かされる。

そんな友人が主人公に普通のプレゼントをするなど有り得ない、と...

 

後日、職場の先輩と道を歩いていると突然先輩を含めた周囲の人間が姿を消し、怪しい影に襲われる。

 

その怪しい影なのだが...

 

 映画泥棒じゃねーか!

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結局その女幽霊の正体はわからず...

しかし、今度はそこには居なかったはずの主人公の姿が方々で散見されるのであった...

 

姿見とドッペルゲンガーの両方を扱ってしまったせいで話の中心がブレブレになってしまった印象が強い話でした。

 

 第六話「果てからの念波」

 なんか遊戯王のカード名っぽくない?

墓地利用とか出来そう

 

古いラジオをいじるのが趣味のおじさんの話。

そのラジオからなんかヤバい呻き声みたいなのが聞こえてくるが、一向にいじるのをやめようとはしなかった...

そんなある日呻き声がどうやっても止まらないという恐ろしいイベントが発生。

遂に恐れをなして元の持ち主である老人の遺族の元へとラジオを持ち込み、解体すると...

家族の思い出の品が詰まっていたことが判明。

それ以降も主人公はラジオを保持し続けるが、もう不気味な声が聞こえてくることはなかった...といういい話END

 

最後に相応しいしっとりしたいい話でした。

 

 

視聴した皆さんとしては今年のほん怖はどうでしたでしょうか?

個人的には一話目と二話目はなかなかでそれ以降はパっとしないという印象を抱きました。

 

毎年やっているのでまた来年の出来に期待したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

Chromeの便利なスクリーンショットについて簡単に解説

ネットサーフィンをしているとスクショを撮っておきたいと思う場面は複数あると思います。

筆者も様々なアプリ等がある中で色々と悩んだのですが、今回はChromeで標準搭載されているスクリーンショットについて初心者でもわかるように解説したいと思います。

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まず右上の点が縦に三つ並んでいるやつをクリックするとこのように表示されるので、次はその他のツールにカーソルを当てて、デベロッパーツールをクリックします。

クリックする順番をわかりやすく書くと、

右上の点→その他のツール→デベロッパーツール

となっております。

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実際にクリックするとこのように初心者はもう逃げ出したくなるような画面が開かれると思います。

ですがここからも非常に簡単な操作のみでスクリーンショットが行えるので心配は無用です。

 

次に、画像内に赤く図示された箇所をクリックすると、もうscreenshotと書かれた項目を見つけることが出来ると思います。

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ここでCapture screenshotを指定すると現在画面に表示されている部分のスクショが行えます。

要するに画像内で左側に表示されている部分がスクリーンショットで保存されます。

 

また、Capture full size screenshotを指定すると画面全体をスクショとして保存することが出来ます。

 

前者のスクリーンショットでは現在見ている場面を保存したい時に、後者はそのページを丸ごとスクショとして保存してしまいたい時などに使用するのがよいと思われます。

 

 

如何でしたでしょうか?

初心者の方でも簡単にスクリーンショットが保存出来るようになったと思います。

ただ、このスクショでも不便な点はもちろんあるので、また便利なアプリ等があれば紹介したいと思います。